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拝啓

1 :名無しさん :1999/09/29(水) 01:31

   庭の小枝の紅葉が赤く色づき、南天の赤い実がたわわに、時折吹く北風に、冬の到来が

  感じられます。お変わりございませんか?

   早いもので、あなたがこの街を離れて半年が経ちましたね。いや、七ヶ月だっけ・・・

  時の流れってとても速いですね。今でも横丁の角のアパートに行けば、あなたに会えそうな

  そんな気がします。そうそう、商店街のはずれにあった『オディオン座』という映画館、

  覚えてますか?よく、2人で行きましたね。あの、映画館、この前、閉館したと思っていたら

  昨日、取り壊されていました。なんだか、ちょっとショック・・・です。

   『SW』の新作を観るのが楽しみだったのに・・・この辺では隣町の、『ピエタ』だけに

  なってしまいました。だけど、あそこは、ロードショー、やってないし、まぁ、観たら

  教えてくださいね。本当の映画より、あなたの解説の方がいいなぁってチョットへん?!(笑)。

   そちらはいかがですか?都会にはもう慣れました?地下鉄の乗り方がわからないようとか

  言ってましたよね?もっとあなたからいろんな話が聞きたいなぁ・・・おっとと、もう、

  こんな時間・・・明日のゼミレポをまとめなければ・・・

  とにかく、お仕事がんばってください。 頑張れ!新入社員!!

2 :>1 :1999/09/29(水) 01:43
お花畑?

3 :名無しさん :1999/09/29(水) 01:59

 私が西鉄沿線の春日原に住んでいるころ。チヨットした冒険をした。

もっとも、インディ・ジョーンズのような華麗な大冒険ではなく、早い

話しが、いつもだったら中洲・天神あたりの映画館で満足するのだが、

その日は少しばかり遠出をしたのだった。だからといってインドやエ

ジプトに行ったわけでもなく、大宰府の近くの二日市に行ったのだった。

 なぜ、これが冒険かというと、まず、そこの映画館の名前を知らないし、

土地カンないし、方向音痴ときているから始末が悪い。案の定、たどり着く

まで上映時間を気にしながら2時間近くも二日市の街を散策した。これは

立派に冒険といえた。しかしながら、やっとの思いで待望の映画『千年女王』

を観ることができた時には、作品の出来・不出来に関係なく、なんとも言えない

満足感があった。「なぜ、映画を観るのかだって?そこに映画があるからさ」と

答えてしまいそうな心境だった。ともあれ、『ヤマト』、『銀河鉄道999』、

『キャプテン・ハーロック』と観てきた以上、なんとしても『千年女王』は

ゲットしたかった。しかし、中洲・天神あたりで上映している時期はとても

忙しくてつい見逃していたのだった。そんな時、スポーツ新聞の映画欄に

『千年女王』をみつけたときは空にも上る気分だった。

 そこは、50席ぐらいの小規模な映画館であった。売店と券買所を兼ねた

作りといい、近所の子供たちが託児所のように預けられている光景はいまも

忘れることはない。こころ懐かしい駄菓子屋の風情だ。そして何よりも思いだす

ことは、入場券を買う時、旅先で知らない民家にトイレをかりる時のような気後

れした不安げな「すいません」という問いかけに、出てきたおばさんのなんとあ

たたかい視線であったことか。あれほど騒がしかった子供たちのどよめきも潮騒

のように馴染み、気にならなくなった。売り物のパンフレットが博物館の展示

ケースの書物のように大切に扱われている。ビン入りのヨーグルト牛乳を飲むと

これだけで帰るつもりであったが、居心地の良いアットホームな気分に酔いしれて

次の『日本語版スターウォーズ』も観ることにした。傍らで子供たちがポスターを

まるめてスカイウォーカーになりきってダースベーダーと一線交え始めたが今の私

には全然きにならなかった。気がつくととても思いで深き映画館となっていた。


4 : :1999/09/29(水) 02:05


5 : :1999/09/29(水) 02:07


6 :A :1999/09/30(木) 05:31
GE

7 :名無しさん :1999/09/30(木) 12:02


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0ch BBS 2004-10-30